100 Score chart
野手 (打撃/守備/走塁) | 先発 | ブルペン | プロスペクト/ 資金力 | Total |
28.9 /60 | 7.5 /20 | 6.6 /10 | 5.1 /10 | 48.0 /100 |
※項目別に30球団の修正WAR合計を相対評価し100スコア化している
チーム総合評価
MLB総合ランク26位 ALランク13位
- 若手が順調に育っているものの、平均を下回る打力、低い守備力・走力・投手力の結果となっており、コンテンダーとしてはまだ戦力が整っていないだろう。
- 打率・HR数は平均付近ながら、出塁率(.309)が平均(.325)を結構下回っており、それは四球数の少なさに起因すると思われる(平均539に対して475)。
- 盗塁数が14とそれなりの数値が見込まれている代走・守備要因のMullinsを除き、ほぼチーム全員の走塁値(BsR)がマイナスとなっている。
- 守備もやや良くない。名手のSS Jose Iglesiasが抜けたのが大きい(LAAへ)。
- Santander、Mountcasleが20年から芽生えてきており、19年全体1位のRutschmanが期待通りにいけば数年後には戦えるチームにはなりそうではある。大腸癌治療により20年全休のManciniも注目選手だ。今年のTORが勝負かけているようなチャレンジはどこかのタイミングでくるとは思う。
- 明るい兆しのみえる野手陣とは異なり、投手陣の戦力は厳しい。修正後WAR合計は、先発が6.6でAL最下位(MLBでも最下位)、ブルペンは6.6でAL12位(MLB23位)とかなり低い。ブルペンのScottは被HR数がかなり少ないゴロピッチャーであり一発を避けたい場面で重宝する存在だ。
注目選手
Anthony Santander
外野手 26歳 2011年CLEインターナショナル枠(ベネズエラ)
2016年にCLEからウェイバーになったところをBALが獲得(おそらくRule 5ドラフトを避けるため40Man rosterに入れたものの、その後すぐに外した時に(その時にWaiverかかる)BALがClaimしたと思われる。)
その後、2017年にデビューし着々と試合数を増やし20年にようやくブレイクした(OPS.890)。スイッチヒッターである。ハイライト動画を見る限り巧みなバットコントロールでアウトコースにも逆らわず対応できるパンチ力あるバッターのようだ。低めを得意にしていそう。三振率は低いが(平均23.4%に対して15.8%/20年)、選球眼はなさそうなところが一流どころに達していない部分であろう(平均9.2%に対して6.10%/20年)。
中南米選手で活躍している選手では珍しいことではないのかもだけど、若干16歳で米国に渡って10年踏ん張ってチームの顔になるとかすごいよなぁ。リスペクトしかない。
Anthony Santander 2020 Highlights – YouTube
Depth Chart (FanGlaphs)及び感覚調整
Position Players
Starting Pitchers
Bullpen
2020 実績