100 Score chart

野手
(打撃/守備/走塁)
先発ブルペンプロスペクト/
資金力
Total
50.1
/60
17.6
/20
9.2
/10
5.5
/10
82.3
/100

※項目別に30球団の修正WAR合計を相対評価し100スコア化している

チーム総合評価
MLB総合ランク 4位 NLランク 3位

  • 野手はチームとして5ツール(パワー、コンタクト、肩、フィールディング、足)を高いレベルで持ち、先発・ブルペンもハイレベルで、WCコンテンダーとして十分その資格を有するチームである。
  • 元エースのFoltynewiczが抜けたくらいで(そもそも20年においてプラス戦力ではなかった)、前年からほとんどActive Rosterに変更はなく豊富なPS経験も含めWCを本命に押す人も多いと思う。20年はCSで熱戦の末LADに後一歩及ばず敗れ去ったが、確か3-1まで追い込んだと思う(最後に3連敗で負けた)。潮目が変わらなければ勝っていたと思う。
  • 投手は新規にベテランのMortonが加入。HOU、TB時代に毎年のようにPSで投げており、PSを勝ち抜くためのチーム編成を目指しているであろうATLにとってピンズドの補強と思う。年齢的には衰えだけが気になるところ。若手として既に結果を残しているFried、Soroka(怪我で少し出遅れ。4月後半復帰予定)に、去年後半デビューのIan Andersonの3人は浪漫しかないし、ここにMortonが加わって4人。補強したSmylyがいるが、17年ドラフト全体5位のWrightが覚醒したらもっと面白い。
  • ATLのそもそもの売りは打力である。チーム加重平均OPSが8割を超えているのはやばい。去年MVPのFreemanの丈夫さ・安定度が最も信頼できるものであり、Double Babies(?)の長期契約済(しかも格安)のAcunaとAlbies、15年全体ドラフト1位のSwanson等タレントに事欠かない布陣である。チームカラーに肌があっていそうなOzunaも引き続き期待できるだろうし、軽く覚醒したd’Anaudの存在もかなり大きい。打てるキャッチャーはとにかく貴重。
  • センターは守備力抜群(のはず)のPacheが務める。懸念はDHがなくなったことによりOzunaが抜けること、そのLFを去年守っていたDuvall(守備良し打撃良し)が抜けたことぐらいではないか。

注目選手

Ronald Acuna Jr.
外野手 23歳 2015年インターナショナル枠(ベネズエラ)
2018年デビューから約2年強のキャリアOPSが9割を超えており、2019年には40-40(HR-SB)達成まであともう一歩の41-37だったことからもわかるように強打俊足の選手である。守備も悪くない方であり、18年-20年のDRS(守備防御率。その守備によって年間何点失点を防いだかを示す)は、CF中心で3(18)、6(19)、4(20)(※全てCFとRFの合計、ATLを象徴するかのような5ツールプレイヤーである。
Depth chartによる見込HR数42本はAlonsoと並びNLトップの数値でありHR王候補である。2019年のオールスターゲームにおけるホームランダービーでは見せつけるかのようだったがとにかく広角にパワーを打つ技術に長けている。これにより外角も安易に攻められないので多くの投手は攻略法に苦労していることと思われる。
弱点は、ムラがあるところ。19年には、スタンド付近のHRを確定だと思ってタラタラ走って結果シングルになることが何度かあり監督から懲罰交代を受けている(それでもこの癖はしばらく治らなかった)。このエピソードからもわかるように唯我独尊な感じでプレーする選手でありメンタルがやや若く思われるので調子は悪い時は結構崩す。余談だが、18年オフに日米野球で来日した時も結構態度悪くて怖かったw

Ronald Acuña Jr Home Run Derby. 19 HR In Round 2 – YouTube

Depth Chart (FanGlaphs)及び感覚調整

Position Players

Starting Pitchers

Bullpen

2020 実績