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開幕時点予想

2021 RS順位予想

予想順位
(地区内)
チーム名
1位LAD
2位SD
3位SF
4位ARI
5位COL

MLBファンの中で最も注目を集めていると思われるLAD対SDが地区優勝を争うナ・リーグ西地区である。
話は逸れるが、もし自分がMLBのGMとして比較的フラットな戦力からフラットに選手を補強していけるとした場合、順番は野手⇒ブルペン⇒先発にすると思う。野手は価格帯の幅が広く、LF⇒RFといったようなポジション代替性もある程度あり(それは同時に売りやすさでもある)、リスクが少ないから優先すると思う。ブルペンは旬なPの場合勝利貢献度は高い割にそこまで高価ではないため先発よりはリスクは低い(球界最高峰のHendriksですら年間13百万ドル)。一方、高い効果を期待できる先発を補強する場合その価格は高くつくのが基本であり、衰えても売りにくく、TJ手術で長期離脱する可能性が最も高く、勝負を確信するシーズンでないと中々取りにいけないだろう。
そのエリート級の先発を2枚、いや3枚獲得したのが今年のSDであり、間違いなくフルスロットルでLADに勝負をかけてきた。名実ともに王者のLADに、ベテラン・若さの力が融合したSDが勝負をかけてきた構図はすごく面白い。しかし、良い線いくかどうかもわからないくらい、自分の中で優勝はやはりLADと見る。野手にMVP級クラスを3人抱え(Betts、Bellinger、Seager)、CのWill Smithは抜群に良く、Lux、Rios等のトップクラスの若手もいるという盤石ぶり。そしてサイヤングのBauerも加わった投手陣は5人目を高いレベルで競わさせるくらい充実している。SDもMLB内でトップクラスの戦力を今有していることは間違いないが、それでも経験の面も含めLADには結構及ばないというのが感想だ。選手としては、MachadoとTatis Jr.が結構好きなので応援はしているが(もちろんDarvishも)、LADが強すぎると言わざるを得ない。
SFは優秀な左バッターが充実しており打力は実はかなり高い。打力的にはSDにも匹敵するのではないだろうか(Depth chart的には低く値がでているので調整をかなりしたが。)ただ、本拠地とするオラクルパークはライト方向からの浜風が強く距離は短いのに左打者のHRが出にくい構造であることはミスマッチのように思う。(ライト側でHRを出しやすいNYYが右バッターばかり抱えていることとは対称的だ。)後、冒頭の理屈とおりでもあるが、まだ先発陣を補強するステージにきておらず投手力は高くない。LADとSDとガチで勝負しようという程の構えは取っていないこともあり3位予想である。
ARIは、劣勢でも良い結果を残してくる不気味さがあるので予想を裏切る可能性はあるが現時点では上の3チームより良い結果予想とはならない。
Arenado放出で再建に舵を取っていくと思われるCOLは戦力的に厳しい。ただ先発PはMarquez等良い選手が揃っている。同地区の相手チームが如何にCoorsで打ち勝てるかという意味でCOLの存在感は引き続きあるかもしれない(20年はSDと派手な試合を何回もしてましたね。)

100 Score Chartの比較

ARIの詳細分析
ARI 49.7 | Team Rating(戦力分析) | MLBファン (mlb-fan.net)

SFの詳細分析
⇒編集中

COLの詳細分析
⇒編集中

SDの詳細分析
⇒編集中

LADの詳細分析
⇒編集中

チーム全体Statsの比較

2019年と2020年の結果

2019年(162試合:同地区76試合、同リーグ他地区66試合、インターリーグ20試合)

2020年(60試合:同地区40試合、インターリーグ(同地区)20試合)

・同地区、他地区、ア・リーグ全てに対して強い
LAD

・他地区に弱く、ア・リーグには強い
SD(入れ替わりが大きく未知数であるものの)、SF
⇒21は20に比べNegative材料

・ア・リーグに強い
ARI

・全てに負け越し
COL