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開幕時点予想

2021 RS順位予想

予想順位
(地区内)
チーム名
1位LAA
2位HOU
3位OAK
4位SEA
5位TEX

2020シーズンの各地区の傾向で示したとおり、20年のア・リーグ西地区の傾向は全体的に投低打低であり、数値的にはア・リーグの中で一番勢いがなかった地区であった。これまで圧倒的戦力でPSを沸かせていたHOUが19年オフにサイン盗み問題で世間を騒がせたことと無縁ではないように思う。少なくても20年PSではかつての勢いを取り戻したHOUであるが、8月くらいは明らかに打線が本調子ではなかったように思う。そんなア・リーグ西地区ではあるが、スプリングトレーニングを見る限り、MLB全体のOPSトップはOAKだし(Minor選手の活躍が大きいが。)、大谷復調のLAA、HOUも特段悪くなく、21年は打力が戻ってくるシーズンと見ている。
100 Score Chart上ではポイント値がほぼ僅差(0.1)となったHOUとLAAであるが、今年の地区優勝予想はLAAとした。先発はやや上昇といった程度であるが(というより大谷の出来次第に依るところも大きい)、ブルペンにRaisel Iglesiasが入り最後の安定度がグッと上がったところが大きい。また、スプリングトレーニングではUpton、大谷が復調しておりかなりやってくれそうな気配を感じ、中軸に球界トップクラスのTrout、Rendon、その周りをこの2人で固めている打線は開幕現時点において相当に勢いのある脅威の打線となっている。2年目のWalshもかなり当たっている。レジェンドのPujolsが今年いっぱいで引退を示唆しておりドラマも整っているように思う。
Chameleonこと私が贔屓にしているOAKは、HOU、LAAと比し戦力が1枚落ちる感は否めない。投手力は悪くないので野手も通常通りに結果が出ればコンテンダーに十分なり得るが、不安は、OAKは、”オールスターくらいまでは5割維持ぐらい、夏にブーストかかってリーグ上位”といった季節傾向があることであり、今シーズンに関していえばオールスターまでに負けが膨らめばチームをプチ解体方向にもっていくのではないかと感じることだ。主力のW Mattが調停年になってきており、コンテンドもできないのに10百万ドル辺りの年俸を出してまで保有し続ける意欲は持たなそうであるため将来のプロスペクト確保に舵を取る可能性は十分にある。
SEAは確実に戦力が上がってきているが今年度はKelenic等の若手が期待通りに活躍できるかが翌年度以降のポイントになるのではないか。
今シーズンどころか近い将来において期待がもてないのはTEXだ。ただでさえ低い戦力であるにもかかわらず一番まともなブルペンPであるLeclercが何とTJ手術により開幕前に全休決定。この地区はTEX戦をきちんと無難に取れるかも一つポイントになるだろう。極端なことをいえば、TEX戦だけで16-3のチームも出てきそうな現実であり、もし5割(9-9)ならそれだけで7勝分の差がついてしまうことになってしまう。

100 Score Chartの比較

SEAの詳細分析
⇒編集中

TEXの詳細分析
⇒編集中

OAKの詳細分析
⇒編集中

HOUの詳細分析
⇒編集中

LAAの詳細分析
⇒編集中

チーム全体Statsの比較

2019年と2020年の結果

2019年(162試合:同地区76試合、同リーグ他地区66試合、インターリーグ20試合)

2020年(60試合:同地区40試合、インターリーグ(同地区)20試合)

・同地区、他地区に強い
HOU

・同地区に強く、ア・リーグ(中地区)にはすごく強い
OAK
⇒21は20に比べPositive材料

・同地区に特に弱い
TEX、LAA、SEA
⇒21は20に比べPositive材料

・対ナ・リーグにはやや優位(ただし西地区を除く)
HOU、OAK、LAA

・ナ・リーグ全般に弱い
SEA、TEX