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開幕時点予想
2021 RS順位予想
予想順位 (地区内) | チーム名 |
---|---|
1位 | CWS |
2位 | MIN |
3位 | CLE |
4位 | KC |
5位 | DET |
20年の地区優勝争いが最も激しかった地区であり、MIN、CLE、CWSの3つ巴の末1勝差でMINが優勝を勝ち取った。とは言っても、どのチームもそこまで地区優勝にこだわりはそこまでなかったのではなかろうか。短縮シーズンであり地区優勝の価値はやや下がっており、PSのWCS(ワイルドカードシリーズ)でどの対戦相手とあたるかの方が関心が高かったはずだ。そういう意味でこの1勝差に深い意味はなく、優勝を争うチームの戦力が均衡していたということが重要である。
その均衡が崩れると思われる要因がCLEの20年オフにおけるプチ解体だ。資金繰りの関係でチームの顔であるLindorと安定力のある先発PのCarrascoをNYMにトレードで放出、前年度にはClevingerもSDにトレードで放出しており、チーム力の低下は明らかである。(Carrasco、Clevingerは移籍後に大怪我で離脱しているのでCLEは悪運強かったとも思うが。)
そうなると地区優勝争いはMINとCWSに絞られる。2チームの戦力は均衡気味であり、野手PointはMINがやや上だが、先発・ブルペンともにCWSの方がMINより勝っている。そうした中、CWSがMINより勝利数で上回ると思う。主として以下の3つの理由からである。
①HRも打つパワーを十分に持ちつつ繋がり力の点でCWSの方が高い。MINは少しパワーに頼っているところがあり、全体HR数減少が見込まれている今季においてはCWSの強みの方が活きると思われる点。
②先発陣の経験値はCWSの方が高く(Keuchel、Lynnのベテランに若手エースのGiolito)、何よりブルペン力が強力であることが大きい。
③対CLEを苦手としていたのはCWSであり(2020年対CLE MINは 7-3、CWSは2-8)、弱体化したCLEから勝ち星を拾える余地はCWSの方が残されている。
結果的に100 Score Chart通りの順位予想となった。
戦力は低下したCLEだが先発陣はまだまだ優秀だし(伝統的な投手目利き力・育成力)、Karinchakの台頭等ブルペン陣も強力であることから地区優勝ワンチャンありとみている。確実に戦力が増加してきているKCも面白い存在ながらも投手力はやや凡であることから地区優勝争いに食い込んでいくのは難しいように思う。DETは計算できる野手がまだまだ少なく今シーズンは若い投手力(Skubal、Mize)の成長を見守ることを楽しむシーズンになると思う。
100 Score Chartの比較
DETの詳細分析
⇒編集中
CLEの詳細分析
⇒編集中
KCの詳細分析
⇒編集中
MINの詳細分析
⇒編集中
CWSの詳細分析
⇒CHW 76.4 | Team Rating(戦力分析) | MLBファン (mlb-fan.net)
チーム全体Statsの比較
2019年と2020年の結果
2019年(162試合:同地区76試合、同リーグ他地区66試合、インターリーグ20試合)
2020年(60試合:同地区40試合、インターリーグ(同地区)20試合)
・同地区、他地区に強い
MIN、CLE
・同地区には強いが他地区には弱い
CWS
⇒21は20に比べNegative材料
・ほぼ全てに負け越し
KC、DET
・どのチームもナ・リーグ全般には弱いが、20年に関してはナ・リーグ(中地区)にはほぼ勝ち越し
⇒MIN、CLEにとってはNegative材料