Fantasy Baseball Week1-3

Week3を終えて

日本人のFantasy baseballリーグのY-nationに参加させていただいています。
チームを構築したDraft編はこちら:Fantasy Baseball 2021 -Draft-

1週目でチーム編成の変更(選手の入替)、3週目にしてようやく勝敗の決め方についてある程度わかってきたので振り返りも兼ねて戦績を概括します。


<チーム編成の変更(選手の入替)>

選手は、リーグ参加者(16人)のRosterに入っていない選手は、基本的に自由に新たに獲得して自分のRosterの枠内である限りは自由に入れ替えすることができる。(一応Waiberのルールもある様子だけども詳細なロジックはよくわかっていない)
自分のアカウントから、『My team⇒Roster⇒Add player』でサーチ画面になって選手を選択できるという流れ。上図でいうと、StrawとかHeywardとかPujols等を現時点でも獲得可能ということですね。Francoとか地味に良い成績ですので入れてもいいかも。E(エラー)が多いのがよくないか。
※ちなみに初期メンバーも同じ要領でシステム上自己チームが作られたと思われる。Draftという行為はシステム上特段用意されておらず、各々のリーグでグループチャットで行って別途Excelでチームリストを作って、マニュアル作業で各々のチームが作られる(という流れだと思う)。つまり運営者さん達が面倒な作業を実行してくれたというような気がする。この場を借りて感謝です。

始める前はよくわかっていなかったのですが、このようにどこのチームにも属していない選手で活躍し出した選手を他参加者より早く気づき、自チームの微妙な選手や怪我人と入れ替えて勝利を目指す、というのがFantasy baseballの一つの醍醐味かつ重要なポイントかと思いました。私もこの3週の間に数人入れ替えを行っています。

<勝敗の決め方>

これもっと早く気づきたかった点ですが(自分が不勉強で想像力が低すぎたのが悪いw)、H2H方式の勝敗は、週毎の対戦相手との項目星取によって決まるようです。
具体的には、下図で説明します。

この図は、Matchupのページで確認できる画面であり、Week3の終了時のものです。
赤線部分に注目してもらうと、H/AB*、R、H・・・・の31項目があるのがわかると思います。*がついているH/AB(打率)とIP(イニング)はスコア対象外であるため対象となるのは29項目です。わかり辛そうな項目に念のため解説を入れると、CYCはサイクルヒット、SLAMは満塁ホームラン、CGは完投、SHOはシャットアウト(完封)、BSVはBlown Save(セーブ失敗)です。
その週における自チームの選手(BN(ベンチ)やIL以外)の実際の成績がこれらの各項目に集計されていきます。そして青塗になっている方がスコア1を得る、ということです。
例えば、R(得点)の項目であれば、私(Chameleon)は38・対戦相手が40であり、対戦相手がスコア1を得るということです。少ない方がスコアを得る項目もあります。例えば、L(投手の負け数)は、私が4、対戦相手が2であるため、対戦相手がスコア1を得ます。上図では、29項目中、対戦相手が16項目、私が8項目で勝って、引き分けが5項目でスコアは8-16で私の負けです。
『私の負け』と書きましたが(それは間違いではないと思うのですが)、おそらく、リーグ順位はWeek毎の勝敗の星取では決まらないのかなと思います。
緑線をみてください。これはWeek3終了時点での私の合計の勝-負-引き分け・順位を表していて、つまり私は3週合計で33の項目で勝って、36の項目で負けたということであり、順位はこの合計で決まっているようです(項目合計の星取で決まる)。つまり、Week毎で対戦相手に合計スコアで負けようと一つでも多くの項目を取るように目指す、ということになろうかと思います。

Week1概括(4/1~11)

野手成績

※スクショは4/26時点。Kyle LewisはIL。

投手成績

※スクショは4/26時点。Gallen(ARI)はIL。

Transaction

概括

お相手はTakumiさん率いるMile High Team。

Week1は11日間の戦い。通常は文字通り7日間での記録合計で集計されるのですが初週で端数的に特別に長い週となります。
投手のうち、Gallen、Gonsolin、Pearsonの3人がIL入りしていたので、早速代わりの選手を獲得して自チームを編成。表示上4/1になっているけど多分それより前にやったかな。
STLのAlex Reyes、OAKのKolarek、TBのRich Hillをそれぞれ加入。そして、開幕前で既に長期離脱していたHudson(知らずにDraftで獲得)を放出して、BOSのMarwin Perezを加入。
また、Kyle LewisとMondesiも開幕前時点で既にILであり、自チームの編成上もILに入れて、空いた枠でPinderを獲得。(ちなみにPinderは上図の表示ではILマーク入っていますがWeek1の途中?までは元気でした。)

まずは野手項目。

14項目あって、5項目勝ち/6項目が負け/3項目が引き分け、なのでそれなりに良い勝負はできていた。HR数は負けてしまったけどもH(ヒット系合計)、2B、RBIの項目で勝てたのはArozarena(ドラフト1位)、Alvarez(ドラフト3位)が期待通りに活躍してくれ、Perez、Olson、Candelarioも順調にRBI(打点)稼いでくれたのが大きい。また、Laureanoは3Bを1本打ってくれ、HBP(死球)も2個受けて、とかなり勝利に貢献してくれた。今年のLaureanoは、Andursの指導?があって盗塁数が劇的に増加しているのだけど、他が全然走る選手いないからSB項目としては余裕で負け。この点Mondesiが復帰したら結構勝利を狙える項目になってくるかもしれない。
後はPIT期待の若手(まだRoYの資格あり)である、K’Bryan Hayesが開幕戦からHRを放つという上出来のスタートだったのですが、怪我で早々に離脱・・。残念だけど、ヒットメーカーとして取ったHayesがパワーも備えていることがわかって復帰後は楽しみである。

そして投手項目。
とにかく散々な結果であった。15項目中、3つだけ勝って2つ引き分け、残りの10項目で負け。まず、OAKのManaeaとDiekmanが共にERA(防御率)5点超。OAKは開幕6連敗しましたが投手陣が崩れてたのが要因として大きくこの2人も例外ではなかった。
他の投手陣もとにかく良くなかった。自分の目利きのなさを大反省したいw 追加獲得のM. PerezとRich Hillも炎上・・・一番良くなかったのはDraftで指名したGerman(問題児っぽいのにNYYがローテ入れるのは能力高いからだ!という謎理論で。)。Week1の防御率は9.00、2敗の負け。唯一と言っていい成功は、Alex Reyesを加入させたこと。確かSTLのクローザーであるGallegosが怪我で離脱した影響で、代わりにクローザーを務めることになり3セーブで防御率0点台と上々。三振数は2個/3.1イニングだから普通かな。

野手項目はそれなりに勝負できたけど、投手項目がぼろ負け・・の初週でした。

Week2概括(4/12~18)

野手成績

※スクショは4/26時点。Kyle LewisはIL。AlfaroはIL前。

投手成績

※スクショは4/26時点。

Transaction

概括

お相手はTacoさん率いるたこ軍。
まず、Week2に入る前にGermanを放出しFAでDuffyを獲得。今年のDuffyは抜群に良い結果残していてこれは後々ファインプレーになってきそうな期待。後、Week2の途中でATLでブレイク気配のYnoaを獲得。GarrettとKolarekは早くも見切らせて頂きました。

打撃項目から概括。

初週と同じく悪くない。6(勝)-5(負)-3(引き分け)でかろうじて勝利。この週はSalvador Perezが大暴れ。H(ヒット系合計)11本、HR3本、7打点で勝利に貢献。次いでDuvallもかなり良かった(HR3本を含む8本のH。10打点)。CandelarioもHRこそないもののH数10本にBB(四球)4つ。Duvallは三振数が多いことが弱点かな。このチームは被三振数多めの傾向あると思うのだけど、この週は多分こちらの全体打数が少なかった影響もあって僅差で勝利(私の全体打数203:対戦相手の全体打数226)。
初週に続いて3Bの項目で勝利。DuvallとLaureanoが1本ずつ。Laureanoの足を活かしたプレーが嬉しい誤算で今後これは効いてきそうな気がする。無理して怪我だけはしないで欲しいが・・。確かOlsonとLaureanoはこの週DTD(Day to Day)の怪我で数試合欠場していたかな。そして残念だったのがAlvarezのコロナ疑い(?)による離脱。リアルのHOUも主力のコロナ離脱で良い勢いが崩れてしまって気の毒であった。

続いて投手項目。

勝ったのはBBとQSの2項目のみであり、後はほぼ負け(一部引き分け)。イニング数で圧倒的に負けてるってのもありますが、なのにH、R、HR等の積み上げ項目でことごとく負けているのがびっくり。。戦犯の2人は初期追加選手のM. PerezとHill、そしてYnoa。IL後に慌てて獲得した選手達がことごとく失敗・・・いや本当見る目なかった。(Rich Hillは唯一ボブルヘッド人形を持っててキャラも好きなんですが、この結果は素直に悲しい・・・。)
ドラフト4位で取ってきた期待のDevin Williamsも昨年の無双ぶりはまだ発揮できず。あの神級のチェンジアップに惚れ込んでの指名でしたがやはり1年物なのか・・と不安になり始める。でも彼はまだKeepです。信じています。ManaeaがQSで1勝目、新規加入のDuffyもQSで無事に勝利を供給してくれた。

2週目は初週とほぼ同じで、打撃は良かったけども投手陣崩壊、でダメダメでした。

Week3概括(4/19~25)

野手成績

投手成績

Transaction

概括

お相手はtomtomさん率いるDunedin Invaders。ちなみにこの週から強制テレワークになって(大きな声では言えませんが)、結構試合中継を傍目で確認することもできてFantasy Baseballを考える時間がかなり取れました。
さて、この週に入る前後でようやく勝敗がどうやって決まるかが把握できました。馬鹿みたいな話ですが上で散々説明しているスコアのつけ方が全然理解できていませんでしたw どういう風になったらスコアが増減するのかなぁとかアレ結構良い投球結果なのにスコア変わんないぞとか思ってました。気づいたら非常にシンプルな決め方だった^^;
同時に、投手起用は考えてやらなくてはいけないなということにも気づく。ポイントは、IP(イニング数)はいくら増やしても特にスコアには関係なく、逆に多く投げることで損の項目が結構あるということです。具体的には、L(負け数)、H(被安打数)、R(失点数)、HR(被本塁打数)、BB(与四球数)の5つ、ERAやWHIPも場合によってはそれに準ずるものになりますね。15項目中5項目が、多くのイニング投げること(或いは登板機会数が増えること)が逆に損っていうのはちょっと驚きませんか? これは投手起用の戦術においておそらく非常に重要なことです。

そう感じた点を説明するため投手項目から概括します。

  • 初日の4/19 KCのDuffyが登板。Rosterに入れていたため記録がチームスコアに反映されます。自責点0で負けたためLはつくけども三振数8つを含めその他項目にはGoodな結果となる。
  • 2日目の4/20 ARIのGallen(我が軍のエース)が登板。Week2時点でILから復帰していたけど情報キャッチできておらずこの登板からようやく投球結果がスコアに反映されることになる。復帰登板は良かったのですが残念ながら5回3自責点4四球とあまりよくありませんでした。WもLもつかず。
  • 同じく4/20 TBのRich Hillが先発登板。この日は2回終了時点でTBが打ちまくって5-0としていました。これはW(勝利)ポイント固いなwとか思っていたら、3回にHillが急に乱れ始めてまさかの4失点。この回で交代で当然勝利投手の権利はなくなる。打線のおかげでL(負け)こそつかないものの期待を裏切られた怒りで試合途中でHillをリリース予約しました(その日の17時が境目でその時点で反映される)
  • 同じく4/20 Manaeaがダブルヘッダーの1試合目で7イニング完封。7三振1四球。MINがコロナ騒動で投手も打者もろくに練習できなかったという要因もあったようですが、とにかく最上の結果を残してくれた。7イニングとはいえ完封という結果は、このFantasy Baseballの結果としてはCG(完投)・SHO(完封)の項目をそれぞれ取れるので(そして中々でるものではない)、2スコアをほぼ確定的に取れることになる。
  • ブルペン陣も悪くなくほぼ無失点できている状況でした。

⇒そんなこんなでWeek2日目終了時点で投手項目はかなり良好な結果でした。初週・2週目と投手項目が散々でしたがようやくまともに勝負できそうだな、と感じました。しかし、Week全体をシミュレーションした時に「果たして投手項目において勝利固いだろうか?」という疑問が湧いてきました。その要因として2つありました。

  1. 対戦相手は投手枠の編成として、RPが多めの編成だった。(これは元々Draftで取ってきているSPがILになっていることが原因と思われる)
  2. 開幕から4試合連続2桁三振で絶好調のBieberがおり、Week6日目で登板予定。

この状況に対し、私視点では投手起用戦略に2つのオプションがありました。①このまま普通にSPを登板させて全体イニング数の増加を図る、②SPを登板させないようにして全体イニング数を極力減らす、の2つです。要するに、投手成績が優位に立っている時点から考えると、②を選択する方(L(負け数)、H(被安打数)、R(失点数)、HR(被本塁打数)、BB(与四球数)の5項目を増やす機会をなくす選択をする方)が無難に勝てる、という風に思いました。逆に、①を取る選択をすることで有利な項目はW(勝利数)、K(奪三振数)、QS(クオリティスタート数)の3つですが、それもBieberが無双すれば負け得る項目なので微妙でした。

結果、②を選択し、Ynoa、Gallen(週2回目)、Duffy(週2回目)の3人の登板を全て回避させました。GallenとDuffyに関しては、Bieberがその前日でもし勝っていればどちらか一人は登板させる考えでしたが負けたので2人とも回避させました。
結果論でしかないので気にしていないですが、この3登板の回避は全て無失点でして、①を選択していればさらに勝利項目を増やすことはできていました。しかし、無難な選択をしたことに後悔はしていません。もし投げさせていたら5項目中2~3は負けか引き分けになっていて(最悪ERA、WHIP2つを加えた7つが負けに転換)、W、K、QSでを最大3つしか取れないリターンに対してリスクの方が重かったからです。

続いて野手項目。

OAK13連勝を支えたOlsonが爆発したおかげもあって、全体6-4で勝ちでした。Manaeaが完封した試合と同ゲームなのですが、レア項目のSLAM(満塁ホームラン)をOlsonが打ってくれ1スコアGetでした。後はKike Hernandezを取っていたことが大きいと感じています。2B、SS、OFのポジション適正があるので、SSレギュラーのMondesiが復帰しないなかSSを守れる選手でそれなりに打ってくれる選手を確保していて本当に良かった。

3週目は、ようやく大勝利の週、そしてルールがわかってきたBreak Throughの実りのある週でした。

Week3時点のリーグ順位表

実はWeek3開始時点で最下位という状況だったのですが、Week3での大勝利の甲斐あって11位(16チーム中)まで浮上することができました。スコアは3つビハインドなので、なんとかWeek4で5割までいきたい。。厳しいかな。

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