Fantasy Baseball Week7

Week7概括（5/17~5/23)

<まとめ>

お相手はBigさん率いるチーム”Ihre Krone”（イーネ・クローネという人かな？　画像は私も好きな漫画東京喰種の神父ですね）。前週末時点で2位の強豪チームです。
打撃はHR攻勢で勝利、投手は相手先発の炎上で勝利、で何と2位に浮上。
今週の週間MVPはArozarena。ついにこのチームのドラフト1位らしい成績を残してくれました。なので今週はArozarenaについて分析しました。

Transaction

カメレオン軍の投手陣で最も活躍してくれていたYnoaが怪我により2～3か月の離脱。。この１週前くらいにOAKのLuzarudoがゲームにブチ切れて指骨折してIL入りという馬鹿みたいなNewsがありましたが、Ynoaは先週日曜日のノックアウト後に腹立たしさからダグアウトでベンチを殴って骨折www　2~3か月は離脱確定とのことでILも埋まっているのでリリースしました。まぁそろそろ攻略されだした感はあったので今後どうだったかはわかりませんがこのFansasy軍にとっては非常に痛い・・・。とにかく先発不足なので。
（パンチ映像はなかったけど現地のニュース映像　Huascar Ynoa fractures pitching hand punching dugout bench – YouTube　）
先発不足を埋めるために取ったのはPITのTyler Anderson。FAではもう有力先発残ってないんですよね。その中で彼を選択した理由は投低傾向であるNL中地区の選手だからという理由。頑張ってもらいたい。
話は変わるけどLuzarudoは何のゲームでブチ切れしたんだろうw　自分が唯一やっているMLB野球ゲームMLB the Show（通称”座礁”）だったら理解は示すけどw（※）今作はすごいバグが多くて腹立たしいこと多いですからね。
※SnellとかGalloとか現役MLB選手も結構やっているゲームです。

野手成績

野手成績は今週も安定していて、7(勝)-3（負）-4（引き分け）で勝利。最終日にKyle LewisがHBPうけてこの項目同点にしたのはNice。

Silver Sluggerレベルの活躍を期待してドラフト１位で獲得したArozarena。これまで、期待通りにはいかずめっちゃ悪いというわけではないんだけど跳ねないなーという感じできていた。怪我をせずに安定して試合に出てくれている時点で結構〇だったんですけどね。今週にそのAlozarenaがドラフト１位に恥じない活躍をようやく発揮してくれた。3つのホームランを含む10安打9得点8打点4四球で野手成績勝利に大いに貢献してくれた。この成績を一定周期で出してくれるならばやはりArozarenaの才能は本物だったということになるけどどうなるか。
Arozarenaの現時点（5/23終わり）での成績は以下のとおりでHR7本にOPS.807。なお今シーズンはボールの変更影響なのかMLB全体打率が史上最低級なので同時にOPS.800超の価値も少しあがってはいる。OPS.807はア・リーグ順位30位なのでそこまで悪くはない。平均でチーム内順位2位の成績ということにはなるので。

黒背景の画像はア・リーグの5/23終わり時点での得点ランキング。Arozarenaは30得点でリーグ10位でありTB内ではTop。この指標は、おそらく一昔前では典型的な1番バッターが稼ぐ傾向にあったと思うけど、全体HR数が増え打率が低くなっている現代MLBにおいては、HRが多い打者=得点が多い打者の傾向となっている様子である。Arozarenaの特徴としては、HRもそれなりに打ちつつ、それ以外での出塁力の高さ（出塁率.365四球数20）でも補うことができるという点。もちろん現状においてその上位互換はいてGuerrero Jr.、Channa、Semienが似た特徴かなと思う。現時点でいうとOAK哲学（HR＋出塁力を重視）にハマる成績になってるなw

Statcastデータも確認。打球速度（MAX・平均）が上位88%（上位12%）はかなり良いですね。Hard hit％が上位27%とわりと高いのにBarrel％が高くないのは、打球角度が高くないということ。HR数を増やすのであればこの辺りが課題かな。この強打力を持ちつつ走れる選手ってのもGood Point。守備指標OAA（※）も上位17％とかなり良いのは意外だった。デビュー年の20はPS以外ほぼ出場していない選手なのでこの辺りは良いも悪いもあまり言われてなかったんですよね。この点外野守備も重視するTBの意識が良いように働いている気もする。弱点は三振数・三振率の高さ。Bettsのように粘って粘って打つっていうタイプではなくて、ある程度待球を絞って強打を狙うタイプの選手ですね。
こうして見ると、Arozarenaは5ツール型選手といっても良さそうですね（+選球眼もあるので6ツール型といっても言い）。肩力は知らないけど。
打球傾向はBalance型っぽいですね。

※守備指標。同ポジションにおける代替可能な平均選手よりもどれだけOut数を取ってどれだけ被失点を防いだかを表す指標

キューバ出身で決死の覚悟で亡命してきた選手の一人でもある。昨年AL MVPのAbreuや元LADのPuigと同じですね。家族を支えるために、「夜のカリブ海をカヤックのようなボートでメキシコへ渡った。”すごく怖かった。8時間、自分の命をかけて、どうなるのか分からなかった”。生き延びることだけ祈っていた。（引用：日刊新聞）」というかたちで亡命してきた。その後メキシコで1年間プレーしてSTLスカウトの目に入りその後トレードでTBにという流れで現在26歳。STLはTBに良い選手流出しますよね。確かPhamもSTL⇒TBのトレードだった。トレード時TBはかなりArozarenaを熱望してたみたいです。
以下のカウボーイブーツの話も面白いですよね。いっぱいブーツ持っている写真もみました。最近MILにトレードで出たAdamesが入団当初Arozarenaがチームに溶け込めるように計らってくれたみたいですね（イジリイジられの関係だった様子）。そんな背景もあって今回のトレードはArozarenaにとってかなり悲しい話だったみたいです。

（引用：THE DIGEST）

そんなこんなで魅力的なAlozarena。1選手として好きです。ただ私が期待しているのは今以上のArozarenaであり昨年のPost Seasonのような異次元の活躍をこれから期待しています！

今週はHR数で相手を圧倒して同時に打点項目も取れたわけだが、Arozarena以外にも3本のHRを打った選手がいて、LaureanoとOlson。OlsonはBBも4つ稼いだし三振数も2つだけというExcellentな活躍。この2人は継続して活躍し過ぎ。OAKが首位にいるのもこの2人いてこそ。
Alvalezはかなり失速してて心配。。
期待しているKyle Lewisも結構厳しい成績に。三振10個。5/23にダルの対戦相手がSEAだったのでじっくりKyle Lewis見ていたのだけど、この選手かなり線が細いんですよね。飛ばなくなったボールでは結構HR厳しいんじゃないかな。それでもSB2を稼いでくれたのはファインプレー。

投手成績

投手成績は、8(勝)-4(負)-3(引き分け)で勝利。

正直投手陣の今週の勝利はラッキー以外の何物でもない。相手の先発陣がことごとく炎上となって勝てた感じであった。相手チームのエースColeでさえ、2回登板中1つ目は5回5失点と悪く負け投手になってた。
うちの投手陣も良くなかったけど、安定していたのは今やエースのManaea。1回目登板6回3失点のQS、2回目登板は5回1失点と防御率低下に貢献してくれた。
不安感拭えないのはJ.A. Happ。先週CWS打線にボコられて今週月曜日に再びCWS戦。自分も外せばよかったのだけど、とにかく先発数少ないから出した結果再び3.2回6失点と再度炎上・・・。2回目登板の日曜日は6回4失点（8被安打）は並というところだが、10奪三振は明るい兆しもみえた。ただベテランPってのは調整能力が高いから長いことMLBで投げられているのかなと思うから今後もそれなりには頑張ってくれると信じています。Rich Hillとか序盤ダメダメで放出した後に結構良い成績残してますからね。他に良い先発が残っているわけでもないのでとにかくKeepです。
今週獲得したPITのTylor Andersonも大炎上。例の対ATL戦で1-20とボコボコにされた試合の先発がAndersonでした。まぁあのチーム並に乗らしちゃ止まりませんよね。仕方ない仕方ない。
Alex Reyesは今週も3SVと相変わらず素晴らしい。ただ奪三振率は先週よりは劣り失点もしちゃったからちょっと蓄積疲労が心配。
なお先週Gallenが10dayのIL入りしたけど、Duffyも負け試合の後10dayIL入りして今週の登板はなかった。リフレッシュして戻って活躍期待しています。

Week7終了時点の順位

前週末時点5位の貯金10から、貯金8上乗せで（しかも前週末時点2位のBigさん（Ihre Krone）に対して）、何と2位に浮上！！
1位との差は貯金5分だから一応射程圏内ではある。しかし同時に自分の位置も3～5位と僅差であり負ければすぐに結構順位落とすだろう。来週はどう動けるか。