MLB史上衝撃的なFA

記事引用元:Manny Randhawa and Matt Kelly, MLB.com, Most shocking free-agent decisions in MLB history, Jan. 5th, 2019
https://www.mlb.com/news/most-shocking-free-agent-signings-in-baseball/c-283884380

1974年以降の衝撃的なFAがいくつか紹介されている。何をもって「衝撃的な」なのか基準が曖昧ではあるが、紹介されているとおりに羅列する。

2017-18: Shohei Ohtani signs with Angels
2013-14: Robinson Cano signs with Mariners
2011-12: Albert Pujols signs with Angels

Pujols made a tough choice

2004-05: Vladimir Guerrero signs with Angels
2004-05: Carlos Beltran, Pedro Martinez sign with Mets
2003-04: Ivan Rodriguez signs with Tigers
2000-01: Alex Rodriguez signs with Rangers
2000-01: Manny Ramirez signs with Red Sox
1998-99: Randy Johnson signs with D-back
1998-99: Kevin Brown signs with Dodgers 
1996-97: Albert Belle signs with White Sox 
1994-95: Larry Walker signs with Rockies
1992-93: Greg Maddux signs with Braves
1992-93: Barry Bonds signs with Giants
1991-92: Bobby Bonilla signs with Mets 
1980-81: Dave Winfield signs with Yankees
1979-80: Nolan Ryan signs with Astros
1978-79: Pete Rose signs with Phillies 
1976-77: Reggie Jackson signs with Yankees
1974-75: Catfish Hunter signs with Yankees

私は、MLBを見始めて新参なので(2017年からウォッチしてる)、あまり古い時代の選手をよく知らない。しかし、まぁ、ここに上がっている選手の多くはレジェンド級なのでだいたい一度ぐらいは本等で名前を目にしたことがある。
驚異的な通算奪三振数(5,714)で当然にその名前を知っているNolan Ryanもその一人だ。キャリア27年間で4チーム(NYM⇒LAA⇒HOU⇒TEX)、7回もノーヒットノーランをしているらしい。HOUやTEXの経営層として働いていたたというようなことも見たことがあるが、ヒューストンから25マイルのところがHometownらしい。HOUに入る際の契約が4年4.5百万ドルでこれが初めての1百万ドルプレーヤー。いかに今のSalaryが高騰しているかどうかがよくわかりますね・・・。
1992シーズン終わりにFAでPITからSFに移ったBarry Bondsも当然知っている。(この人が日本で一番有名なメジャーリーガーかもしれない)。父親がSFでプレイしたレジェンドで自身もサンフランシスコで育ったわけなので、こちらもHometownアドバンテージによるFAなんだろう。すごいのは、この時、SFはフロリダに移転する計画が濃厚だった中、新オーナーグループが何とか資金を出してサンフランシスコに留まったらしい。そこにBondsの影響がどこまであったかわからないが、スターは背負っている運命が違うと感じた。
2011シーズン終わりで10年254百万ドルSTLからLAA入りしたPujolsも、(大谷の影響で)ちょっとの野球好きなら日本人にも知れ渡っている人だろう。後、イチローの新人王の際のナ・リーグ新人王でもある。私としては、STL時代を知らないので、通算記録はすごいがそのスター具合がよくわからない感じだ。というか、長期契約は不良債権化するイメージの代名詞くらいに思っている・・・。
Chiris Davisしかり、長期契約は悪くなるリスクの方が強いイメージがあったのだが、この記事の一覧を見る限り、成功例も多いということがわかる。
Harper、Machadoが10年契約を希望する土壌がMLBにはあるようだ。

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